更新頻度は昨年より少なくなるかもしれませんが、ぼちぼち更新していくつもりなので、今年もよろしくお願いします。
今年最初の記事は、「2007年アニメを振り返る」の後編です。
最初から昨年を振り返るのってどうよって気がしなくもないですが(苦笑)
「2007年アニメを振り返る 前編」はこちら
天元突破グレンラガン
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年4月~9月) 個人的に2007年アニメを振り返る上で、この作品を外すことは出来ません。 すでに何度見直したか分からないくらい見直した作品です。 毎回毎回どこまでやるんだというくらいに限界突破しまくりの作画。 まるでドリルでガガガッと穴を掘り進むかのような怒涛の勢いで進むストーリー。 熱くて熱くてたまらない登場キャラクター。 1~4部で作風を変えつつ、多くの作品をオマージュしながら、最終的に全てがドリルに集約されてしまうトンデモ作風。 あらゆる意味でツボにハマりまくりの作品でした。 これほど爽快感を味わえる作品にはなかなか出会えないでしょう。 本当に怒涛の勢いで話が進むんですよね。 第1話のAパートを見た時、「地下暮らしの人間が未だ見ぬ地上を目指す作品か」と思ったわけですよ。 それがBパートを見てビックリ。地上を目指す彼らが1話最後でどうなったかは、グレンラガンを見た方ならご存知のはず。 この爽快感は病み付きになりました。 壁を、天井を、明日を、そして次元をも突破してしまう彼らの姿を見ていると、「俺達が限界だと思ってる事って、実は些細な事なんじゃね?」とすら思えてしまう程でした。 TYPE-MOONの奈須きのこ氏も、「何よりスゲーと思ったのは“突破感”だと思うんだ。」と自身のサイトでグレンラガンを評しています。 大グレン団のメンバー達の活躍も忘れてはいけません。 カミナのアニキなんか、発言のほとんど全てが名台詞ってどういうことよ(笑) そしてそのカミナの意思を引き継ぎ大きく成長したシモンもかっこよすぎた。 この二人をはじめとして、どのキャラもいい味を出していましたね。 この作品は今後もアニメ界で目指すべき作品の一つとして語り継がれていくかもしれません。 あまりにガイナスタッフが天元突破しすぎた作品なので。 グレンラガンが気になってはいるけどまだ視聴してないっていう人には、レンタルしてでも見てもらいたいですね。 ○印象に残っているエピソード 第8話「あばよ、ダチ公」 第11話「シモン、手をどけて。」 第15話「私は明日に向かいます」 第26話「行くぜ ダチ公」 第27話「天の光はすべて星」 公式サイト |
School Days
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年7月~9月) この作品も伝説になった作品ですね。 今思えば2007年の夏アニメは本当に凄かった。 終盤のストーリー展開はあまりにも悲惨すぎて開いた口が塞がりませんでした。 最終話に至っては地上波で放送されませんでしたし。 そしてあまりに絶妙すぎたNice boat。 こうしたネットでの騒ぎも含め、色んな要素が重なって伝説的な最終回になってしまいましたね。 どう考えても視聴者を不快な気持ちにさせようとしてるとしか思えないストーリー展開も凄かった。 主人公の伊藤誠は、多くの視聴者に殺意を抱かせ、この作品の方向性を決定付けたMVPと言わざるを得ません。 もちろん、すでにヤンデレの代名詞になっている言葉様や、ライバルの世界も素晴らしい活躍をしてくれました。 どう考えてもバッドエンドなのに、いい最終回だったと思えちゃうのって一体どういう事よ(笑) ○印象に残っているエピソード 第10話「心と体」 第11話「みんなの誠」 第12話「スクールデイズ」(地上波未放送により感想なし) 公式サイト |
らき☆すた
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年4月~9月) らき☆すたもネットでの盛り上がりようが凄かった作品の一つです。 この作品はまったりした話が多かったですね。 エピソードの中では22話の泉家の話が特に印象に残っています。 日常シーンを描いた話が多くて、22話以外で印象に残った回を考えると、パッとは出てこないわけですけど。 話としては、爆笑するというより、ジワジワくる笑いというか思わずクスリとしてしまう話が多かったです。 正直、安心して日常を見ることが出来る作品ってことで満足しちゃってました(笑) あとはキャラクターかな。 オタク少女、ツンデレ少女、ドジな2P少女、Wiki少女など色んなキャラがわんさか出てきて飽きなかったですね。 こなたかわいいよこなた。 ○印象に残っているエピソード 第22話「ここにある彼方」 第24話「未定」 公式サイト |
さよなら絶望先生
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年7月~07年9月) シャフトテイスト全開のアニメでしたね。 序盤は非常にテンポがよく面白かったと思います。 ただ、どうも中盤以降で失速してしまった感がありました。 恒例の黒板ネタは最初は面白かったんだけど、それがずっと続くとちょっとしつこいと思っちゃったんですよね。 あのネタが好きな人にはたまらないんだろうけど、個人的にはもっと映像で笑わせて欲しかったかな。 あと、この作品はBGMが良かったですね。 どう考えてもストーリー展開と不釣合いな壮大なBGMが多くて、その点はかなり好きでした(笑) ○印象に残っているエピソード 第1話「さよなら絶望先生」 第2話「トンネルを抜けると白かった」 公式サイト |
ひぐらしのなく頃に解
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年7月~9月) キャラデザが変更になったため、無印の頃とだいぶ雰囲気が変わった作品ですね。 無印は無印で雰囲気が出ていましたが、今回もあのキャラデザだとホラーっぽくなってたかも(笑) そういうわけで今回は変更になって正解だったかな。 この作品は作画が安定していて、落ち着いて見ることが出来ました。 声優が豪華だったのも特筆すべき点ですね。 マイナス要素を挙げるとすれば、終盤の決戦を長く描きすぎて、テンポが悪くなってしまったのが残念でした。 第3期がどのような作品になるのか気になるところです。 ○印象に残っているエピソード 第7話「皆殺し編 其の弐 運命の変え方」 第11話「皆殺し編 其の六 強い意志」 第24話「祭囃し編 其の拾壱 オシマイ」 公式サイト |
げんしけん2
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年10月~12月) この作品も凄かった(笑) スタッフが悪ノリしまくりでしたが、それがいい方向に作用してましたね。 特に第5話「マダラメ総ウケ」は完全にぶっ飛んでいて、笑いが止まりませんでした。 他にも田中と大野さんの微妙な距離感や、笹原の就職活動など、キャラクターの心理描写が丁寧だったのも非常に良かったです。 ただ、笹原の就職活動が終わった所でアニメが終了してしまったのは残念でした。 やるんだったら最後まで完結させてもらいたかったですね。 そこらへんはOVAか第3期に期待して待ってます。 あとオギーかわいいよオギー。 ○印象に残っているエピソード 第5話「マダラメ総ウケ」 第10話「オタク・フロムUSA」 第12話「その先にあるもの…」 公式サイト |
もやしもん
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年10月~12月) 2007年最高の癒しアニメの登場です。菌達可愛すぎだろ! まさか菌を見てこんな気分になる日が来ることになろうとは思いもしなかったよ(笑) 毎週行われた菌劇場は特に癒されました。 キャラクターが濃かったのも印象的でしたね。 菌が見える主人公沢木をはじめ、急にゴスロリ女装に目覚めた蛍や、ドSの長谷川遥、博識の樹教授など面白いキャラばかりでした。 せっかく面白い作品だったのに10話で完結してしまったことが悔やまれます。 ○印象に残っているエピソード 第8話「農大正門攻略戦」 第10話「ゴスロリキッス」 第11話「輝く菌未来」 公式サイト |
こどものじかん
![]() ![]() ![]() | (放送時期:06年10月~07年3月、7月) 規制ラッシュのアニメでしたね。 スタッフも開き直って規制入れてるんじゃないかってほどでした。 その規制のせいで作品全体のテンポが悪くなっていたのが残念です。 地域によっては放送すらされない地域もあったんで、あまり贅沢なことは言えませんけど(笑) 教育問題について真剣に取り組んでいる話もあり、そこらへんはかなり好感が持てました。 ロリロリな印象があまりにも強すぎて、ロリコンアニメとしか認識されてないかもしれませんが。 ロリっぽい部分と真面目な部分のギャップが本作品の見所だったのかもしれませんね。 第6話「おもいで」ではボロ泣きしました。 ○印象に残っているエピソード 第1話「なかよしのいっぽ」 第6話「おもいで」 第12話「こどものじかん」 公式サイト |
プリズム・アーク
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年10月~12月) 第1話と最終話がまるでギャグなのかと思わせるくらい酷かったなぁ。 中盤は比較的良かったんですが、最初と最後のせいで台無しになっちゃいました。 スタッフも絶対狙ってやったでしょ、コレ(笑) 最終話の無茶ぶりと意味不明展開には思わず吹いてしまいました。 第1話をあんな展開にせずに、2クール作品にしてしっかり世界観を描けば、もっとちゃんとした作風になっていたろうに。 戦闘シーンやエロサービススーンなどは全体的に良かったです。 あと、OPとEDも良かったですね。 本当に最初と最後が悔やまれる・・・。 続編はDVDの売り上げ次第のようですが、あまり期待は出来なさそうです。 ○印象に残っているエピソード 第9話「再会する騎士たち」 第11話「騎士たちの円舞」 第12話「騎士たちの閃光」 公式サイト |
CLANNAD
![]() ![]() ![]() | (放送時期:07年10月~) 流石は京アニ。安定した作品を提供してくれます。 まだ1クール分しか放送されていないので、今後どうなっていくか分かりませんが、今の所かなりいい感じですね。 風子シナリオは良かった。風子シナリオラストは卑怯なまでに視聴者を泣かせようとしてたよね(笑) キャラクターについても個性あるキャラが多くていいですね。 ちょっとボケ担当(?)キャラが多すぎるような気がしなくもないけど。 春原なくしてCLANNADは語れないよね!(え 他のシナリオが風子シナリオくらい充実してくれれば文句なしですが、とても2クールで終わりそうにないので、中だるみしないかちょっと不安です。 ○印象に残っているエピソード 第8話「黄昏に消える風」 第9話「夢の最後まで」 公式サイト |
マクロスF
![]() ![]() ![]() | (放送時期:08年4月~) 「私の歌を聴け!!」 正確には2007年アニメではなくて2008年アニメですが、第1話が凄かったので番外編ということで取り上げてみる。 マクロスファン必見の新作です。というか、ファンじゃなくても見てほしい。 とんでもないクオリティだったので。 見所はテレビアニメでここまでやるかという程気合の入ったCG戦闘です。 最後まであのクオリティが続くとは思えないけど、どこまで頑張れるか楽しみです。 というわけでラストは4月からの注目作品でした。 公式サイト |
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